2000年代後半以降、化粧品の危険性が指摘された一連の報道を受けて、消費者はナチュラルやオーガニック由来の製品に新たな関心を示すようになりました。
2016年だけを見ても、オーガニック・ナチュラル化粧品の世界市場は110億ユーロを超え、化粧品市場の約5.5%を占めており、2024年までにはこの数字は倍増すると予想されています。
常に成長と進化を続ける業界では、市場の変化や消費者のニーズに迅速に対応することが重要です。近年では、製品がナチュラルやオーガニックの認証を受けることを選ぶ美容ブランドが急増しています。
自然で本物の製品を求める消費者ニーズの拡大により、天然由来の成分への要望が高まっています。
最近では、ナチュラル&オーガニック認証を取得した製品は、消費者が購入・使用する製品について十分な情報に基づいた選択をすることができるオプションを消費者に与えることから、優位なポジションにあります。
ナチュラル&オーガニック認証基準
BIORIUSは、これらの認証枠組み内において、世界的に認知されている ISO 規格16128に基づいて評価基準を設定しています。
BIORIUSのエキスパートは、化粧品に含まれる各原材料の書類を評価し、その分析に基づいて、最終製品に含まれる天然または有機成分の割合を算出します。
この割合が十分に高ければ、その製品はナチュラルまたはオーガニックとして認証され、認証書とそれに対応するBIORIUSのロゴを受け取り、これを製品ラベルに使用することができます。
ナチュラル認証基準
天然由来成分を90%以上含有。
オーガニック認証基準
- 天然成分の95%以上は、有機農法に由来すること。
- 全成分の20%以上は、有機農法によるもの。
- 80%以上がミネラルまたは鉱物由来であるリンス・オフ、水性、非乳化製品の場合、有機成分の含有率が10%を超えていること。
認証ロゴと有効性
ナチュラルまたはオーガニック認証を取得したブランドは、認証を受けた化粧品のラベルにBIORIUSのナチュラルまたはオーガニックのロゴを使用する権利を得ます。
この認証は、該当化粧品の製品組成に変更がない限り有効です。ただし、製品組成が変更された場合は、製品が元の認証に適合しているかどうかを確認するため、監査を受ける必要があります。