「クリーンビューティー」認証

クリーンビューティー認証について

「クリーン」 という言葉は化粧品ブランドのマーケティングにおいて益々使われることが多くなっています。実際、Google Trendsによれば、クリーンへの関心は過去5年間で3倍になり、過去12カ月では2倍になっています(2020年10月時点)。

しかし、クリーンに対する概念は化粧品業界内ではまだ十分に定義されておらず、市場慣行を規制する法的枠組みも確立されていません。このような曖昧な状況は、消費者に混乱(もしくは誤解)を生じさせ、規制の不確実性を招く恐れがあります。

BIORIUSは、第三者機関としてクリーンビューティー(Clean Beauty)という概念を大規模に標準化するため、基準および認証マークを開発しました。このイニシアティブの背景にある考えは、化粧品ブランドの効能の有効性立証を支援すると共に、消費者が十分な情報に基づいて購入決定を行えるような有意義な認証を提供するというものです。

BIORIUSの 「クリーン」 認証は、この地球と人々の保護を狙いとする、現代的で善意のあるポジティブな世界観に根差したものです。科学的な根拠を持ち、すべての関連規制要件を完全遵守した認証を徹底することは、BIORIUSのDNAに刻み込まれています。

「クリーンビューティー」標準

BIORIUSから「クリーン」の認証を受ける化粧品は、次の条件を満たす必要があります。

  • 消費者安全科学委員会(Scientific Committee for Consumer Safety=SCCS)による化粧品成分の試験及び安全性評価のためのガイダンス(SCCS Notes of Guidance)および国際香粧品香料協会(International Fragrance Association=IFRA)による定量的評価法基準(Quantitative Risk Assessment)など、厳格で、従来から用いられている認知度の高い毒物学上の方法および基準に従って、安全性の分析が行われていること。当該製品に安定性があり、微生物学的リスク、全身毒性リスクおよび局所毒性リスクがないこと、基準を満たす不純物プロファイルがあることを保証するため、安全性に関する書類が有資格の毒物学者による監査を受けていること。
  • ヴィーガン(Vegan):Vegan Societyによる基準を満たしていること、すなわち、下記の事項・行為などを排除していること。
    1. 動物由来の成分
    2. 動物実験
    3. 動物遺伝子、または動物由来の物質を用いた遺伝子組換え生物に由来する成分。さらに、特定の設備を使用し、衛生基準を実施する必要があります。
  • サンゴ礁を配慮する(Reef-friendly): サンゴ礁に対し毒性のある以下を排除すること。
    1. サンゴ礁に対し毒性のある日焼け止め成分:
      1. Oxybenzone (Benzophenone-3)
      2. Octinoxate (Octyl methoxycinnamate)
      3. Octocrylene
      4. 4-Methylbenzylidene Camphor
      5. PABA derivatives (e.g. Ethylhexyl Dimethyl PABA and PEG-25 PABA)
      6. Octisalate (Ethylhexyl Salicylate)
      7. Homosalate
      8. Avobenzone (Butyl Methoxydibenzoylmethane)
    2. サンゴ礁に対し毒性のある添加物や保存料:
      1. Parabens
      2. Phthalates
      3. Triclosan
      4. Microplastics
    3. また、日焼け止めは耐水性(water-resistant)であること
  • 環境へ配慮(Cares about the environment)するブランドにより製造されること。 
    毎年、収益の最低0.2%を二酸化炭素排出量(カーボンフットプリント)の削減または相殺に対する取組みに対する費用に当てること。
    1. カーボンフットプリント削減の取組みとして許容される例:
      1. 建物の断熱性の改善
      2. 省エネ電球に対する投資
      3. CO2排出量が90g/㎞未満の社用車に対する投資
      4. リサイクル活動に対する投資
    2. カーボンフットプリント相殺の取組みとして許容される例:
      1. 森林再生、リサイクル、除染プロジェクトに従事する非営利団体への財政支援
      2. CO2排出量回収に対する投資
  • 効率的で、環境を配慮する。すなわち下記成分を排除すること:
    1. Sulfate-containing ingredients (e.g. SLS and SLES)
    2. Silicones
    3. Mineral oils
    4. Methyl chloroform (およびオゾン層に影響を与えるその他のガス)
    5. HFC-152a (およびその他の温室効果ガス)
  • 人への福祉に投資するブランドにより製造されること:
    1. 毎年、収益の最低0.1%を慈善寄付活動に支出していること。および/または
    2. 製品組成物に用いられる特定の原材料が、フェアトレード認証(Oxfam, Max Havelaarなど)を受けていること。特定原材料の例として、ココアバター、シアバター、ココナッツオイル、オリーブオイル、アロエベラ、蜂蜜などが挙げられる。および/または
    3. 社会的包摂(Social inclusion)を改善し、あらゆる種の社会的差別と積極的に闘うことを目的として、特定の活動を企業として行っていること。
  • 以下を使用せず、ミニマリスティック(最小限主義)であること
    1. フラグランス(処方が完全に開示されないもの)
    2. 着色剤(メイクアップと染毛剤を除く全製品分類)
  • 再生利用可能(パッケージ)
    1. Forest Stewardship Council(=FSC、森林管理協議会)認証(または世界の森林管理に対する責任に関連する類似の認証)を有する二次包装
    2. 一次包装の80%超(重量比)は、再生可能でなければならない

認証基準

「クリーンビューティー」標準の各項目についてスコアが与えられます。対象化粧品が認証とBIORIUSロゴの表示権を取得するには、全スコアの合計が以下の通りである必要があります。

A.  以下において合計25点中、少なくとも20点:

標準的項目スコア
1. 高度な安全評価5
2. ヴィーガン5 (ベジタリアン〔ハチミツ や 乳製 品 ベ ー スの 成 分 を含 む〕の場合: 3)
3. サンゴ礁に対する安全性3
4. 環境へ配慮した化粧ブランド3
5. 高性能で環境に配慮した化粧品3
6. 人に配慮した化粧ブランド2
7. ミニマリスティック2
8. 再生利用可能なパッケージ2
合計25

B. 標準的項目1,2,5,7については、15点中少なくとも13点を獲得。

C. 日焼け止め製品については、標準項目1, 2, 3, 5, 7において、少なくとも16点獲得。

認証ロゴとその有効期間

化粧品ブランドが「クリーンビューティー」の認証基準を満たした場合、署名入り証明書の交付に加え、認定製品にBIORIUS「クリーンビューティー」ロゴを表示できる権利がブランドに与えられます。

この認証は、以下の条件に該当する限り、5年間有効です。

  • 該当化粧品の製品組成に変更がない
  • 該当化粧品のパッケージに変更がない
  • 該当化粧品ブランドが、環境及び人に対する基準を下げない

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