分析と試験

はじめに

分析と試験

BIORIUSは外部ラボと連携し、化粧品ブランドが必要とする分析や試験をサポートします。BIORIUSのエキスパートは、実験の初期段階から結果分析までの全プロセスを管理します。

標準的な試験には、EU登録プロセスで義務付けられている試験などを含みます。またご要望に応じて、有効性試験や日焼け止め製品のSPF試験など、より特定の試験をご提案させていただくことも可能です。

競争力のある価格と、スムースで透明性のあるプロセスにてサービスを提供いたします。

ご希望の試験内容をお伝えください。すべての詳細説明を添えて、提携ラボへの発送を手配いたします。

EU登録プロセス(化粧品)用の標準試験

1. 安定性試験(Stability testing)

この試験は、化粧品の製造から使用期限までのライフサイクルにおいて、様々な条件下での安定性を示すために行われます。つまりこの試験は、輸送や保管中の一定期間における製品の有効性と安全性を評価します。製品の物理的・化学的仕様(pH、粘度、色など)や包装の適合性も評価されます。

これらの試験結果に基づいて、当社エキスパートが製品の「使用期限」(開封後)または保存期間を算出します。

適合性試験(Compatibility test)は、安定性試験を補完するものとして、最終包装に対して実施され、製品と容器との間の相互作用を検出します。

製品は様々な条件下(光、温度など)で3ヶ月間分析を行います。

2. チャレンジ試験(防腐効力試験)

この試験は、化粧品中の防腐剤の有効性を評価するために行われます。複数の病原菌培養下で分析し、7日後、14日後、28日後にそれぞれ検査されます。このテストの目的は、病原体の減少を検出し、防腐剤の有効性を確認することす。

チャレンジ試験は、次の5つの微生物グループを用いて行われます:大腸菌(細菌グラム -)、緑膿菌(細菌グラム -)、黄色ブドウ球菌(細菌グラム+)、カンジダ・アルビカンス(酵母)、アスペルギルス・ニガー(カビ、顔面性)。

3. 微生物学的品質試験(Microbiological quality test)

微生物学的分析では、生産段階で汚染が起こらないようにするために、製品の微生物学的結果を示します。
最も一般的に検査される微生物は以下になります。

  • 総好気性プレート数
  • 酵母とカビ
  • 黄色ブドウ球菌
  • 緑膿菌
  • カンジダアルビカンス
  • アスペルギルス・ブラジリエンシス
  • 大腸菌
  • サルモネラ属菌

その他の試験

1. 有効性試験

効能試験の主な目的は、効能(クレーム)の有効性立証です。
例:保湿性、防水性など。

2. ヒト反復パッチテスト(反復貼付試験)

パッチテスト(皮膚刺激テスト)は、皮膚科医の監督のもと行われるもので、化粧品ブランドは商品を「皮膚科学的な試験済」として効能表示することができるようになります。

3. SPFテスト

この試験は、試験管内(in vitro)で実施されます。保護された皮膚上での製品の最低製品用量と、保護されていない皮膚上での最低製品用量の値を比較することにより、日焼け止め製品のSPF値を評価します。

4. 眼刺激性試験

この検査では、化粧品や成分による眼刺激性リスクを判定します。

5. アレルゲン試験

この試験は、香料原料や香料油に含まれる化粧品表示用アレルゲン26種を定量的に分析するものです。

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